スクールカウンセラーになるためには
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スクールカウンセラーというのは資格ではない。スクールカウンセラーとは不登校や校内暴力などへの対策として文部科学省が小中高校への配置をすすめている心理学の専門家のことである。
文部科学省の指導では、公立学校のスクールカウンセラーの資格要件としては次の3つが挙げられている。
・精神科医
・心理学系大学の教授、助教授、常勤講師
・臨床心理士
ただし、実際には臨床心理士の資格保有者が9割程度を占めている。他にも、学校心理士(日本教育心理学会の認定による資格)などを持つ者が「スクールカウンセラーに準ずる者」として認定されることがあるようだ。
臨床心理士の資格を得るには、日本臨床心理士資格認定協会が行なう試験に合格しなければならない。合格率は、例年70%程度で、全国に約1万人の有資格者がいる。
この試験の受験資格を得るために、まず専門的なカリキュラムを備えた、資格認定協会指定の大学院で大学院修士課程(博士前期過程)を終了し、大学院によっては更に修了後1年以上の現場経験(病院・相談所などでの心理臨床経験)を経なければならない。そしてその上で、試験に合格して初めてこの「臨床心理士」の資格を得ることができるのである。その上、この資格は医師のような生涯資格ではない。資格取得後も、必要な研修を経て、5年に一度は更新を受けなければならないのである。
尚、2007年より、専門職大学院で、臨床心理学分野(あるいはそれに準ずる心理臨床に関する分野)を修了した者は、臨床心理士資格取得試験のうち、小論文試験が免除されることになったようである。
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