バルーンシルエットの種類・特徴についての解説です。本来、風船、気球の意味を持つバルーン。バルーンシルエットは、その意味から派生して、風船のように丸くふくらんだシルエットを特徴とする服を指すようになりました。
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バルーン【BALLOON】とは、風船、気球の意味です。そこから派生して、風船のように丸くふくらんだシルエットを特徴とする服をさします。バルーンの服の種類にはいくつか存在します。バルーンパンツ、バルーンスカート、バルーンスリーブなどがあります。
では、それぞれについて簡単に説明します。
バルーン・パンツ (balloon pants)・・・まるで風船(バルーン)を思わせるように丸くふくらんだシルエットを特徴とするパンツです。丈は長いものから短いものまでさまざまで、ギャザーを入れ、一層ふっくらとしたイメージを強調するものが多くあります。バブル・パンツ(泡のようにふくらんだの意)やブッファン・パンツ(フランス語でふっくらしたの意)とよばれるものと同じ意味をさします。
バルーン・スカート(balloon skirt)・・・ギャザーをいれたウエストから膝までの部分が風船(ballon)のような形になるよう、裾をしぼったスカートのことをいいます。真ん中をふくらませたもののほか、裾線をきちんと処理しないので、折り目をつけずに無造作に折り返して、ふっくらとしたイメージを表現したもので見られます。
バルーン・スリーブ (balloon sleeve)・・・ 風船(バルーン)のように大きくふくらんだ袖のことをさします。丈は肩から肘(ひじ)くらいの間のものが多く見られます。別名メロン・スリーブと呼ばれることもあります。
特に、バルーンは、バルーンシルエットなどを含め、1960年代に好んで使われた用語です。
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