ホームヘルパーの就職
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ホームヘルパーの就職先は、ホームヘルプステーション（訪問介護事業所)、特別養護老人ホーム、老人保健施設、民間の有料老人ホーム、認知症（痴呆）グループホーム、デイサービスセンター（通所介護）、療養型などの病院、身体障害者更生施設等の障害者施設、福祉施設（老人保健施設や養護老人ホーム等の介護スタッフ）、病院・医院（医療機関の院内ヘルパーとして）、在宅介護事業所、登録ヘルパー、ボランティア団体などである。ホームヘルパーは、家庭での介護だけでなく、施設などあらゆる場面で必要な介護の知識や技術を学習し、身に付けているかそうなりつつある人なので、必然的にこれらの介護が必要な場所がホームヘルパーの就職先候補となるわけである。
ホームヘルパーの仕事内容は、１軒あたり約３０分程度で利用者宅を訪問し、おむつ交換や安否確認など最小限のサービスを提供する「２４時間巡回型」と、１軒の利用者宅に１〜３時間程滞在して、食事の支度や掃除などの日常生活における全般的なサービスを行う「滞在型」の２つに分かれる。
雇用形態としては、非常勤と呼ばれるパートやアルバイトと、常勤と呼ばれる正社員などがあり、非常勤はホームヘルパーの派遣事業所などに登録して仕事を紹介してもらう登録制のヘルパーである。給与は資格、経験などによって差がある。常勤ヘルパーは、ヘルパーの派遣先やスケジュール管理を行うコーディネート業務や、「２４時間巡回型」の仕事がメインとなる。 給料は雇用形態にもよるが、ほぼ公務員並み。
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